- 従来現場打ちであった河川矢板護岸工の笠コンクリートを二次製品化。
- 施工の安全性の確保。製品の大型化・機械施工。
特徴
- 笠コン底面位置が平水位でも施工可能なため、鋼矢板の長さを短く設計できるので、経済的です。
- 現場打ち施工における配筋作業、矢板凹凸形状にあわせた型枠製作と吊り型枠の手間、養生後の脱型作業などの手間が一切かかりません。
残存型枠(底板プレート)の開発
- 底板プレートは軽量で機能性に優れ、セットが容易で鋼矢板の打ち込み精度に左右されません。
- 中詰コンクリート養生後の脱型が一切不要です。
塩害対策
塩害対策として笠コンブロックの鉄筋純かぶりを70mm としました。
<参考資料>
「港湾の施設の技術上の基準・同解説( 下巻)」平成19年7月
カチオン電着塗装
水溶性塗料を入れた槽に被塗物を浸漬し、直流電流を流し電着させる方法です。カチオン電着塗装は非常に高い防錆性能を有します。
※下記部材はカチオン電着塗装仕上げです。
底板プレート塗装済み(色:黒)
施工状況
笠コン塩害対策適用事例パンフレット(PDF)