一般工種名:鋼矢板基礎
当社「フレックス笠コン」は、矢板護岸の笠コンクリートをプレキャスト(二次製品)化した製品です。現場打ちに比べて工期短縮、省力化、安全性向上が図れ、工場製造による品質の安定も実現します。また、当社独自の残存型枠方式により、すべての矢板に取り付け可能で、施工精度のばらつきにも柔軟に対応できます。確実で効率的な護岸施工を可能にする製品です。
フレックス笠コンブロックは、矢板護岸の笠コンクリート施工で問題となる底板型枠を、独自の「残存型枠方式」によって解決しました。現場打ちの課題をなくすことで、施工をスムーズにし、工期短縮とトータルコスト縮減を実現します。
底板プレートは軽量で、鋼矢板の打設精度に左右されず、笠コン本体(∩字型)への据付も容易です。副資材も陸側から安全に設置でき、脱型作業を必要としないため、工期短縮とトータルコストの縮減を実現します。さらに、あらゆる矢板(幅広矢板・普通矢板・鋼管矢板・コンクリート矢板)に対応可能です。
タイプ | 適用範囲 |
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A型 | Ⅰ 型~Ⅲ 型 |
B型 | Ⅰ 型~Ⅲ 型 |
C型 | ⅢA型~ⅣA型 |
D型 | Ⅰ 型~ⅣA型 |
タイプ | 適用範囲 |
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H1 型 | SP-10H |
H2 型 | SP-25H、SP-45H、SP-50H |
H3 型 | SP-10H、SP-25H、SP-45H、SP-50H |
H4 型 | SP-10H、SP-25H、SP-45H、SP-50H |
当社「フレックス笠コン」は、豊富な形状バリエーションで全種類の「シートパイル」「鋼管矢板」および「コンクリート矢板」にも設置可能です。また、他の護岸構造物との兼用タイプも設計・製作いたします