【2026年度版】止水板(防水板)による浸水対策|梅雨・台風シーズン前に自社・施設を守る備えとは
防災ナレッジ
はじめに:「これまで浸水したことがないから大丈夫」が最大のリスクになる時代
近年、日本全国で豪雨災害が激甚化・頻発化しています。
特に梅雨や台風シーズンには、「線状降水帯」「ゲリラ豪雨」「都市型洪水」「内水氾濫」などによる深刻な浸水被害が相次いで発生しています。
以前は浸水被害の心配がなかった地域でも、
◦ 店舗入口やエントランスからの雨水流入
◦ 地下駐車場や地下施設の冠水
◦ 工場設備・生産ラインの水没
◦ オフィスビルの受変電設備やサーバーダウン
といった事態が頻発しています。
そのため現在、多くの企業・施設・マンションで導入が進んでいるのが「止水板(防水板)」です。本記事では、企業の事業継続(BCP)対策の観点から、止水板の必要性や選定のポイントを分かりやすく解説します。
1.「想定外の大雨」が常態化する時代背景
近年、短時間での集中豪雨や線状降水帯による記録的な大雨が増加しており、これまで浸水被害と無縁だったエリアでも予期せぬ被害が発生しています。
■発生頻度が高まる主な浸水リスク
内水氾濫・都市型洪水 : 下水道や排水路の処理能力を超えた雨水が街に溢れ出す現象。
地下駐車場・地下室の冠水 : 傾斜により水が集中しやすく、一瞬で設備や車が水没する危険性。
工場・倉庫の設備水没 : 生産ラインや電気設備、製品在庫が水に浸かることで大きな損害に発展。
2.なぜ今、企業の浸水対策(止水板)が急務なのか?
①止水板(防水板)とは?
止水板とは、大雨や洪水時に建物内部への浸水を物理的に遮断・軽減するための防災設備です。主に「建物出入口」「シャッター前」「地下階段入口」「駐車場・搬入口」などに設置され、建物の開口部を塞ぐことで水の流入を防ぎます。
②一度の浸水がもたらす大きな経営リスク
建物への浸水は、単なる物理的な水漏れや清掃の手間にとどまりません。企業の継続的な事業運営(BCP)に深刻な打撃を与えます。
| 想定される被害項目 | 企業経営・事業活動への影響 |
| 設備・資産の損壊 | 高価な生産機械、精密機器、受変電設備、サーバー等の水没・壊滅的故障 |
| 事業停止・営業不能 | 復旧作業や衛生対策(消毒・衛生)にかかる時間、全事業活動がストップ |
| 在庫・商品の破棄 | 保管中の中間品・完成品・資材が浸水となり、全額破棄リスクへ |
| 社会的信用の失墜・信頼を喪失 | 納期遅延や顧客対応の停止により、長年培った顧客・取引先からの信頼の喪失 |
【アドヴァンスの強み】「ウォーターシャッター」による迅速な止水
当社では、急激な水位上昇にも迅速に対応できる高性能な軽量止水板「ウォーターシャッター」を展開しています。誰でも手軽かつ短時間で組み立て・設置が可能であり、急なゲリラ豪雨にもしっかりと建物をガードします。
3.止水板(防水板)選定で押さえるべき3つのポイント
止水板を選ぶ際は、単にサイズを合わせるだけでなく、実際の運用現場に即したスペックと操作性が重要です。
1.設置スピードと操作性(ワンタッチ・軽量設計):豪雨発生時は1分1秒を争います。素早く脱着・設置できる製品を選ぶことが不可欠です。
2.想定浸水深への適合性:自治体が発行する「ハザードマップ」を確認し、自社敷地で想定される浸水深(30cm、50cm、1m等)に耐えうる製品を選定します。
3.保管性とメンテナンス性:平時の収納スペースを圧迫しないコンパクト設計や、定期点検の手間がかからない製品が理想的です。
4.よくある質問(FAQ)
Q1.従来の「土のう」による対策と止水板の違いは何ですか?
A. 土のうは1袋約20kgあり、運搬や積み上げに多大な労力と時間が必要です。また、水が隙間から染み出しやすいデメリットがあります。一方、止水板(ウォーターシャッター等)は軽量で短時間に少人数で設置でき、安定した止水性能を発揮します。
Q2.既存の建物や店舗に後から取り付けることはできますか?
A. はい、可能です。多くの製品は既存の自動ドア前、シャッター前、シャッター枠、搬入口に合わせて後付け工事・設置に対応しています。現地調査など行い最適な仕様をご提案します。
Q3.マンションや医療施設、工場でも導入されていますか?
A. はい。民間企業のオフィスや工場、物流倉庫をはじめ、マンションの地下駐車場入口、病院・介護施設、ポンプ場などの公共施設まで幅広い導入実績がございます。
5.まとめ|「被害がでる前」の事前対策が事業を守る
気候変動に伴う集中豪雨は、もはや「数年に一度の珍しい出来事」ではありません。「これまで大丈夫だったから」という経験則に頼るのではなく、梅雨や台風シーズンが到来する前に、自社施設・管理物件などの浸水リスクを見直すことが重要です。
浸水リスクの相談・止水板(ウォーターシャッター)のご相談はこちら
「無料相談・お問い合わせ」 ㈱アドヴァンス 防災ソリューション部 担当者:山口
貴社施設の構造や開口部に合わせた最適な浸水対策をご提案いたします。お気軽にお問い合わせください。
関連記事
-
防災ナレッジ
【新潟の浸水対策】突然の大雨から店舗・工場を守る。脱着式止水板「ウォーターシャッター」と補助金制度の活用
-
防災ナレッジ
【2026年度版】止水板・防水板の補助金一覧 | 自治体別の補助金と申請のポイント
-
防災ナレッジ
水害ハザードマップの「空白」に潜むリスク。ゲリラ豪雨から資産を守るには