Gr・L型擁壁 (ガードレール基礎)

NETIS登録番号 QS-030051-V(掲載期間満了技術)

一般工種名:車両用防護柵基礎一体型プレキャストL型擁壁

概要

  • 「Gr・L型擁壁」は、たて壁部分に種別C種又はB種の車両用防護柵支柱を設置するための基礎を一体成型し、衝突荷重に対する擁壁の安定性、強度及び車両用防護柵が持つ車両の誘導性能や路外逸脱防止性能を実車衝突試験で確認したプレキャストL型擁壁です。
  • 当社はGr-L型(和光コンクリート工業株式会社)のライセンシーです
  • 特長

    【動画リンク】@YouTube和光コンクリート工業株式会社

    • 建設技術審査証明事業(土木系材料・製品・技術、道路保全技術)
         建技審証第0438号 一般財団法人土木研究センター(和光コンクリート工業が取得)
    • 擁壁の設計にあたっては、等分布荷重10kN/㎡の自動車荷重に加えて、種別C種・B種ガードレールに作用する推力30kNを考慮してありますので、土圧(試行くさび法により算定)や衝突に対しても十分安全です。
    • 補強土壁工法等の上部にガードレール基礎として使用する事も、直接基礎上に施工する事も可能です。
    • 補強土壁工法等の上部に設置した場合と、直接基礎上に設置した場合の2通りについて、Gr・L型擁壁にガードレールを設置した状態での実車衝突実験を行い、種別C種またはB種車両用防護柵に所定の車両衝突荷重が作用しても、擁壁は安定していること、擁壁は有害となるひび割れが発生せず破損しないこと、補強土壁工などの下部擁壁工に与える影響が少ないことを確認しました。
    • 縦断勾配(最大15%)や曲線区間での施工も可能です。

    用途

    • 用地に制約を受ける場合の土留工
    • たわみ性防護柵を設置する必要性のある土留工
    • 補強土壁擁壁やブロック積擁壁、重力式擁壁など他の擁壁と組み合わせて使用することが可能

    仕様

    標準断面図

    pic-danmenzu

    連結基数

    呼び名 最低使用基数
    B・C種
    500(直接基礎) 4基
    500S(直接基礎) 6基
    500(補強土壁上使用) 6基
    1000 4基
    1500 3基
    2000 3基
    2500 2基
    3000 2基

    ※衝撃荷重に対する擁壁の安全性を保つため、上記の必要とする最低基数以上を連結してご使用願います。

    規格寸法図

    規格寸法図

    規格諸元

    Ⅰ型・・・ (裏込土)砂質土
    Ⅱ型・・・ (裏込土)粘性土

    呼び名   寸法(mm) 参考質量(kg)
    H L B e2
    500  500 2000 1300 70 978
    500S  500 2000 1000 82 870
    1000  Ⅰ型 1000 2000 1200 70 1320
    Ⅱ型
    1500  Ⅰ型 1500 2000 1350 75 1740
    Ⅱ型
    2000  Ⅰ型 2000 2000 1550 80 2330
    Ⅱ型 1650 2370
    2500  Ⅰ型 2500 2000 1800 100 3180
    Ⅱ型 1950 3250
    3000  Ⅰ型 3000 2000 2100 100 4200
    Ⅱ型 2250 4275

    技術資料

    「積雪地におけるプレキャストコンクリート防護柵要領」

    平成18年9月(北陸土木コンクリート製品技術協会)

    表紙 [341KB]
    まえがき [55KB]
    目次 [87KB]

    北陸地方における車両用耐雪型防護柵・歩車道用耐雪型柵のうち、主としてプレキャストコンクリート防護柵に適用する。
    この要領で不明な事項は、北陸地方整備局監修の「設計要領(道路編)」及び関係図書並びに「土木用コンクリート製品設計便覧」によるものとする。

    ~ 本書「適用」より

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