一般工種名:大型ブロック積擁壁
高排水性擁壁/水抜き穴の問題を解消
大型ブロック積擁壁「あさひⅢ型」は、上下ブロックの間に胴込めコンクリートを千鳥配置することで形成されるスリット状の空隙域で通水断面を十分に確保できるため、水抜孔(パイプ設置)を必要としません。地山の浸透水をスリットから直接的に排出し、速やかな土圧軽減に貢献します。また、据付作業が安全に行える水平積/自立構造と、カーブ施工をスムーズにする鉄筋横連結構造で、施工能率を格段に向上させると共に、水抜孔が無い外観と自然なテクスチャーは周囲景観との調和を実現します。


| タイプ | 呼び名 | 主要寸法 法長×幅×控長(mm) |
参考質量 (kg) |
胴込量 (m3/個) |
|---|---|---|---|---|
| 35型 | A形 | 500×1,985×350 | 620 | 0.108 |
| BL形 | 500×1,481×350 | 465 | 0.071 | |
| BR形 | 500×1,481×350 | 465 | 0.071 | |
| C形 | 500×985×350 | 310 | 0.054 | |
| 50型 | A形 | 500×1,985×500 | 740 | 0.195 |
| BL形 | 500×1,481×500 | 570 | 0.133 | |
| BR形 | 500×1,481×500 | 570 | 0.133 | |
| C形 | 500×985×500 | 370 | 0.097 |

ブロックの目地部には、胴込めコンクリートの流下を防ぐために、鋼製埋設型枠を設置します。
当社は、VMF向上に貢献するため、基幹部材から付帯部材まで一体的に施工可能なオールPCa化を推進しています。

